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2012年12月19日

「国家強靭化基本法案」に思う事・・・

ブログをご覧の皆さん、こんにちはicon136


久し振りの投稿ですicon149


先週末の日曜日は総選挙がありましたねぇicon136


見入ってしまいましたicon137


自公政権になるのは必至icon150


今年の6月に自民党が国会に提出した「国家強靭化基本法案」について、昨日のテレビでも取り上げられていましたが、今日はその事についての独り言・・・・icon148


10年間で200兆円なんていわれていますねicon131


バラマキ批判等の意見も出ているようですが、東日本大震災を踏まえ、災害に強い国づくりを目指し、雇用創出によるデフレ脱却を図るものですicon150


建設業は仕事が増えていいね!! なぁんて事の話ではなくて、業界の今後の課題点みたいな内容ですねicon148


まずは、業界の現状から・・・・・・icon148


ここ近年の建設投資額は年々減少していますが、国内総生産(GDP)に占める建設投資の割合は、平成2年度が18.1%と一つのピークでしたicon167
















投資額で見ると、平成
8年度の82.8兆円が最大でした


建設投資の内容には民間建設投資と政府建設投資があり、土木工事を主体とする政府建設投資は、近年極端に減ってきていますicon149


また、2009年からはリーマン・ショックの影響もあって民間部門も急激に減少していますicon25


世界に名立たる優良企業でも、工場の設備投資を途中で止めたり、発注した工事の工期を延ばしたりという状況ですので、ここ近年は落ち込んでいるんですねicon72


建設会社の数を見ると、建設業の許可業者数は過去60万社あった時代もありますが、今は50万社程度に減りましたicon148















その中を見ますと、大臣許可を受けている会社が約
1万社、知事許可の会社が50万社ほどの構成ですicon148


一つの都道府県の中だけで仕事をする知事許可の会社が多く、全国をまたいで仕事をしている大臣許可の会社は案外少ないわけですicon128


次に建設業の就業者数ですが、建設業の就業者数と業者数は同じような推移を辿っており、ピーク時に約700万人いた建設従事者が、今は550万人くらいになっていますicon148
















つまり、建設投資が減って、年々業者数も就業者も減っているというのが建設業の今の状況ですicon148


少し話は脱線しますが、今年の奄美群島は台風により甚大な被害が発生しましたicon142


農産物は勿論ですが、建物や道路もあちらこちらで破損し、その復旧工事や修繕作業で頑張っていますicon148


その工事量が多すぎて人や重機が不足しているのが現在の群島内建設業界だと思いますicon148


地域によっては、「台風で屋根が飛ばされて、修理したいんだけれども、職人さんがいない」 なぁんて事がここ何ヶ月も続いていますicon149



話を戻しますが、「国家強靭化基本法案」で、公共投資額が増え、デフレ解消というのは、大賛成ですが、前述のような事が懸念されますicon150


この法案と平行に技術者創出の働きかけをしていかないといけませんicon150


この働きかけは業界が中心となって行っていくべきなんだと思っていますicon148


技術や経験を必要とする建設業界では、それなりの技術者になるためには、各職種にもよりますが、最低3年程度は必要


向こう3年で考えれば、まだまだ被災地の復興需要や消費税増税前の駆け込み需要も予想され、技術者不足の問題解決は急務なんですねicon170


またまたお話は脱線しますが、一つ例を挙げてみますと


私が暮らしている「徳之島町」には建築屋さんの団体がありますicon170


私の会社も建築屋さんなので、その団体に所属していますicon70


年に一回、地元の小学校や中学校の修繕をボランティアで行っていますicon164


団体を構成する、会員で協力し合って、修理したりするんですねicon148


素晴らしい取組だと思いますicon109


来年はここに一工夫を加えて、その作業に学校職員やPTA関係者、そしてなにより子ども達を一緒に参加させて、みんなで協力し合って作業する というのを提案していますicon148


その目的は、学校職員やPTA関係者の方々に、維持修繕のポイントを理解してもらい、永く大切に建物と付き合っていけるようになると考えますし、子ども達が業界に触れる事によって、まず興味を持ってもらえると思うんですicon136


危険な作業は、ちゃんと配慮をすれば、可能だと思いますねicon148


年々、業界離れが進んでいますので、一人でも「将来の夢は大工さん!!」 なぁんて子ども達が言ってくれれば、万々歳icon137


こういった地道な働きかけが重要だと思いますねicon149


気長な取組ではありますが、こういう取り組みがかなり効いてくるんだと思います


未来の業界をになっていく方々へのアクションを心掛けますicon148


今日は長文になりましたicon149


この辺で独り言は終りにしますねicon136


では!!


























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大島郡徳之島町・建築工事
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Posted by 富 真也 at 12:59Comments(0)社長の独り言